とあるマーケッターの日常

愛媛松山で個人&中小事業主さんの集客のお手伝いをしている日々を書く

だまし絵

前々回、ネットカフェをオフィスみたく使うって書いた

 

ネットカフェって

・個室

・PCとイスだけ

・ドリンク飲み放題

・漫画読み放題

・別料金で食事も可能

っていうのが一般的。

 

で、ここまで見てあなたは「ネカフェ=遊ぶところ」っていうイメージを

思ったかもしれない。

 

それは正解だし、お店のほうもそういう認識のはず。

 

これをボクの中では

個室=周りを気にしなくていい

PCとイスだけ=作業するのに邪魔なものがなくていい

ドリンク飲み放題=カフェでコーヒー何杯もおかわりより、違うジュースも飲める

漫画=疲れたときにちょこっと読める

 

ネカフェ=仕事場として使える

っていう考えをしている。

 

で、ここにポイントがある。

 

例えば、オフィス街に近いところでネカフェをやるなら

「ウチは仕事で集中したいビジネスマンのためのスペース」

「誰にも邪魔されない個室 (部下からのちょっといいですか?もシャットアウト!)

 革張りのイス、快適なPC、で仕事に集中できます」

っていう売りになるから

 

これなら多少料金を高めに設定したって

3時間だけ自分だけのオフィスを借りたい人はいるだろう。

 

ていうか設備的には飛行機のビジネスクラスと同じなんだよ(笑)

 

ある人から見れば遊ぶところ

別の人から見れば仕事するところ

 

という騙し絵のようなことが案外ある。

 

競合と同じ内容で戦おうとすれば価格競争になるけど

競合にない強みがあるなら、そんなことにはならずに済むからね。

 

HPをつくればイイ?それほんと?!

ボクはHPを持っていないんだけど

持っていればいいのかなという部分はある。

 

ただあえて持っていないのには理由があって

・HP作成→設置→クリック型広告のトライアンドエラー

 にそれなりの時間が掛かってしまうという点があるから。

 

そしてもうひとつは

・HPを持って、広告を流して検索で来てもらうより

  オフラインでチラシ・DMを出したほうが競合が少ないから。

 

ちょっと考えてみてほしいんだけど

例えば、あなたが掃除機を売っているとして

あるお客さんが買い換えたいと思ったとしよう

 

もしその人がネットでどんなのあるのかなーって

掃除機を検索すれば一杯出てくる

で、そのときに何を見るんだろう?

 

まず価格コム?amazon?一般の人が使用感を書いたブログ?

それとも検索画面の右端のほうのリンク?(ちなみにここがクリック型広告)

 

ざっと見て、あなたのHPを見てもらえる機会はあるだろうか?

 

SEOいわゆる検索の上位に出す のにしたって、知識が要る

クリック型広告にしたって、1クリック当りの広告料は高くなったりする

 

まぁそこはパスできたとして

たどりついてもらったHPで「あー、ここじゃなかった」って直帰されることもある

 

HPを持つってのは、確かに多くのお客さんが来てくれるけど

同時にライバルも多くなる

だからそれなりの時間を投入できればやっていいと思うけど

 

HPを出したらお客さんが勝手に来てくれるなんてのは幻想

しっかり対策とってるから検索結果でより優位な地位に立てる

でも、そんなことは言わないというか言いたくない。

 

言ったらサイト真似されて自分ところの検索順位が下がったり

1クリック当りの広告料が上がるじゃん

 

 

ボクは今のところHPないから言っても平気なんだけど^^;

調査 調査! 調査!!

今日はあいにくの雨

 

こんな日は一日中ネットカフェに引きこもって

PC使うに限る

 

遊んでるわけじゃないよ

 

個人的には

ネットカフェのほうが仕事がはかどる

 

1.家だと集中できない

  一人暮らしだと、誰の目もないからね・・・

  ネットカフェだと時間制限があるから

 

2.個室という集中できるスペース

  個室で周りから完全に切り離されていると集中力が上がる

  これほんとは会社もそうしたほうがいい

 

3.イスやPCの設備が結構いい

  革張りのイスで最新のPCを使うことができる

  おまけにコーヒーも飲み放題となると

  スタバでwifi拾って携帯用のPC使うよりコスパよかったりする

 

とまぁこういった利点があるので

オフィスという使い方ができるわけ

(※ちなみに別途この考え方がチラシ作りに重要ってのは話すよ)

 

------------------------------------------------------------------------------------------------

で、本題

 

わざわざネットカフェに引きこもって何やってるのかというと

クライアントさんのためのリサーチ

 

ボクらは広告やDMをつくるとき、

「きっとこんな文章ならいけるんちゃう?」

「こんなカッコいいデザインならいけるんちゃう?」

って思いがち

 

で、それを「よっしゃそれでいこう」ってやると

ポスティングのチラシを汗だくになって配っても、

指先を、配りかけのチラシで切って、まさに血のにじむ努力をしても

 

反応が無い・・・・・

という、あのなんともいえない空気に包まれる

 

 

ネットで調べていると、本当にこの集客って大切だし

それでいて、うまくいってるところと、そうじゃないところの差が

すごいんだなぁって思わされる。

 

自宅を改装して美容室にして3ヶ月・・・お客さん0

このまま集客0なら閉店するしかないのか?

 

売上が低迷して奥さんがうつ病になっちゃったパン屋さん

 

そうかとおもえば、

独立して、お客さんがついて1年経たずに軌道に乗ったお店もある

 

どこから間違えた?!

 

 

で、この2グループの違いってなんだろうって調べていくと

お客さんのことをどこまで知っているのかということなんだよね

 

チラシを作る前から

・どんな人を自分のお店に来てもらいたいか

・どこで働いていて、家族構成はどんなで、週に何回くらい利用するか

・1日の行動パターン

・1週間、1ヶ月の行動パターン

・ほかのお店にいくなら、どういうときか

・なんでウチの店を選んだの

 

こういうところを徹底的に調べている

直接お客さんに聞いたり、アンケートをとったり

似たようなお客さんを持つ同業・他業種と情報交換したり

 

で、その中で得た情報をベースに広告を考えている

だーから、その広告を見たお客さんが

気になって、お店に足を運んでくれるようになるってわけ

 

 

自分で考えた「これいけるっしょ」っというチラシと

そりゃ違ってくるよね

 

次にあなたが広告を書くときは

上に箇条書きにしたとこを参考にしてみてはどうだろう。

コピーライターってどんな仕事?

昨日、忘年会?異業種交流会?に参加してきました。

 

いろいろなお仕事をされているので

話すと楽しいですね!

 

それで名刺交換させてもらった方からの反応が

だいたい2パターン

 

え、コピーライターなんですか!?

っていうのと

デザインとかかっこいい言葉考えるんですか?

 

前者の方は広告系のお仕事をしてる人に多かったかな

で、ボクはデザインとか言葉を考えるってのはやってないです^^;

 

そこで、どんな仕事?っていうと

多少は名刺のウラに書いているんですが

チラシやDMの文章を作って、集客のお手伝いをする仕事です

 

広告を出して、読んだお客さんのほうから手を挙げてもらい

あとは営業マンが対応するまでの流れを作っています。

 

ようは営業マンの目の前に見込客を持ってくることです

 

 

短いですが、今日はここまで。

ナンパとマーケティング

閑話休題(笑)

 

最近ナンパにはまっています・・・

っていうと全力で引かれそうですけど

 

ナンパも商売も求めるものは同じだからね!

 

ナンパの目的: 女の子をゲット

商売の目的:お客さんをゲット

 

そのためには

ターゲット(お客/女の子)を決めて

ターゲット(お客/女の子)のリサーチ(好み・生活スタイルなど)をして

適切なアプローチを掛けて(どうやってお客/女の子に興味を持ってもらうか)

ほどよいところで自分と取引するメリットを提示して

まずはお試し価格で提供して

気に入ってもらったら長期的に付き合っていく

 

同じじゃん!

 

実はナンパ本もマーケティングの本も同じこと書かれてるものがあります。

マーケティングに詳しいナンパ師が書いたのか

ナンパに詳しいマーケッターが書いたのか

まぁどっちでもいいけど、実際そういうこと!

見せる場所を変える

ボクがってわけじゃないけどねw

 

昼ごはん食べ終わって外に出たときに

頭上を飛行機が飛んでいった

 

ウチの近くは空港まで車で15分という距離なので

低空を飛んでくる

 

ボク自身飛行機は好き

というか大学で航空宇宙工学科を卒業したくらいなのでw

 

それで飛んでくる飛行機をついつい見上げちゃう

松山空港には

日航

全日空

jetstar

中国東方

アシアナ

と5社が乗り入れてるんだけど、いつもどの会社のか一瞬だとわからないんだよね

 

だがjetstarだけは違う

あの会社の飛行機を一度見上げてみるとわかるけど

機体の下にオレンジと黒文字で "jet★"って描いてるんだ

 

普通、翼の上とか、尾翼にちょこっとロゴマーク入れるだけじゃん

あれって、空港にいる間は目立つけどさ

飛行中に真下で生活している人間にはわからないんだよ

おまけにマークだから、どこの会社だっけ? ってなる。

 

 

普通なら他社と同じように、ロゴを翼に描くだけだったかもしれない

そこをあえて胴体の下、空港にいたらまず見ないところにも描いちゃった

 

真下の人が見上げて、「おー これがあの格安航空かぁ」

ってなるかも知れない。

そういうことを見越しているのかもね

 

これってボクらの広告でも同じこと

他社と同じであろうとすることは、平凡な会社になる。

そうなれば似たようなお客さんの取り合い、価格競争になる。

 

そうじゃなくて、まだ誰も手をつけていない場所に広告してみる

ってのもありだね。

口コミの罠

前回、お店を出せばお客さんは勝手にくるのは幻想っていうのを書いた


でもさ、ちょっとまてよK1

口コミが広まれば違うじゃないか?

うん、そうだね
その口コミしてくれる人がたくさんいて
その口コミに反応して来てくれる人がいればね


口コミで広がる

たしかにそうだけど、それってすでに1度はお店に来てくれたってことじゃん
おまけによほどあなたのお店に満足して、他の人にも勧めてくれる

そりゃそういう人がたくさんいたらいいんだけど

口コミしてくれる最初の人はどこから来たの?ってこと。

おまけに口コミで聞いた側が行きたくなるような内容ってどんなことなんだろう?


口コミが悪いわけじゃない、だけどそれを頼りにするってことは
結局、お客さんがどっからともなくやってくるのを期待してるってことにつながる


こっちから来てくれるようにしていかなきゃ!ってこと。